Quintonマリンテラピー
Quinton海水療法(マリン・セラピー)新世界
~ヴォルテックス(渦潮)パワーがもたらす大いなる恵み~
海水療法とは、海水を与えて患者の健康状態を向上させる事です。細胞の中の水とミネラルの釣り合いを保つ為に有機水が欠かせないという事実は、多くの研究により確証を得ています。海の「補充力」とは昔から言われて来ました。しかし19世紀に、フランスの生物学者で生理学者でもあるルネ・カントン(René Quinton)が、等張水まで薄められた海水は人間の体の中の環境と同じである事を論証する臨床治験を実際に行いました。以前はキントン・プラズマ(Quinton Plasma)として知られていた等張海水は、キズついた細胞を作り直す事ができます。
細胞が適切に機能する為のミネラルを全て含んでおり、そしてそれらの成分のイオンの生物学的利用能のおかげでどんなミネラル不足も補充できる為、現在アリカンテ大学(Alicante University)、ムルシア大学(Murcia University)、そしてグラナダ大学(Granada University)で行なわれている大学研究、および学術研究は、海水を使用したり飲んだりする事を推奨しています。さらに、ピーター・アグリ(Peter Agre)とロドリック・マキノン(Rodrick MacKinnon)(2003年ノーベル化学賞)やブルース・リプトン(Bruce Lipton)(医学博士)が論証したように、海水は栄養遺伝子学(nutrigenetics)の世界で重要な役割を担っています。細胞の活動は主に環境との相互作用によって決められ、遺伝情報だけによるものではないのです。
ここに、1907年初めてQuintonがメディアに登場した記事があります。そしてこの発表はその後永きに渡りフランスに大きなムーブメントを起こす事になります。『L’Intransigeant』
「キントン・プラズマ」
「パスツールの功績により病気の理論が得られ、クィントンの功績により健康の理論が得られた。パスツールの液体とは何か?それは病気に対する特定の液体であり、特定の病原菌だけを攻撃する液体である。海水とは何か?それは病原菌を攻撃することはないが、代わりに有機細胞にあらゆる病原菌と闘う力を与える液体である。」
今日の海洋診療所
日本においては2016年笹塚歯科院長木村一相歯科医師によって「Quintonマリンテラピー(海水療法)その深遠なる神秘の世界」の学会発表において初めて医学会に紹介されました。そしてルネ・カントン医師の崇高なミッションを継承した海水療法の研究団体Quinton Doctor’s Clubを創立致しました。そのミッションは「科学と医学が人類の役に立つ時を次世代へと紡いで行く」というものであります。
1世紀前、ルネ・カントンが開設した60箇所に及ぶ海洋健康クリニック。彼は死の間際にいた数千もの命を、コレラ様腸炎や重度の栄養不良に苦しむ多数の小児をキントン海水療法で救いました。そしてこの発見は世界中で何千人もの治療と健康増進に使用されています。それは21世紀の今日も日本の先進医療の現場で海と自然の恵みに感謝し、またこよなく愛するQuinton Doctor達によって発展し続けています。
Quinton海水療法のメカニズム
栄養に限って言うと、私達の体は、適切に作用する為に通常の食べ物から必要なミネラルを抽出する事が出来ません。ミネラルの均整を元通りにするという事は、体の中の環境や(生物学的な)地形、そして健康面全般を再建出来るようになる為に欠かせません。それに含まれるミネラルの同一性と原始的な成分の供給のおかげで、海水は細胞機能全般を復元します。
海水を体に取り込むと、体の均整を取る事、そして細胞の再生やその活力の復元がうまくいくようになります。肌の問題、ヤケド、胃腸炎、過敏性腸症候群、生理痛、脱力感、脱水症状、貧血、尿路感染症、鼻炎、乾燥性鼻炎、疲れ、不眠症、ストレス、関節炎、リウマチ、骨粗鬆症等、これらの治療の助けもします。
有機水の質は、細胞の水とミネラルの釣り合いを維持する為に大切になってきます。それが、ラボラトワ・キントンの製品の開発に使用する海水が北海の渦に於いて採取され、そして成分を失わない冷却滅菌 (cold-sterilized, 定かでないです) される理由です。ラボラトワ・キントンがそこで海水を採取するのは、ミネラルの構成が安定している為です。
北海は世界で一番干満差が大きく、それが製品の自然な薬理作用を豊かにします。汲み上げポンプは植物プランクトン層の下、水深30メートルの無光層に配置され、そこから水を採取します。このようにして最上級の海水を抽出するのです。
キントン(完全なる自然の海水)は、最適な細胞機能を取り戻す中で重要な役割を果たします。海水には2つの効果があります:1つ目は遠心性で、完全に自然な解毒をする為の体の除去過程を活発にし(Quinton Isotonic)、2つ目は、栄養分の吸収を邪魔する代謝障害や不足を求心します(Quinton Hypertonic)。薬局方(正式な法定の医薬品の品質規格書)によると、冷却精密濾過法で処理された海水は、私たちの体の基本的な多価栄養素として機能し、そして私達の遺伝子発現の好ましい変調器としても機能します。
海水には何種類のミネラルが存在するか?
2018 ロバート・スローバック 北米Quinton創設者
この疑問を理解するにあたって元素周期表を調査する。そうするとその答えはそんなに単純ではないことが見えてくる。そして、「92種類のミネラルと微量ミネラル」が海水に存在すると主張するサプリメント販売会社は科学を理解していない事が解る。
元素周期表とは、92の天然元素(水素からウラニウムまで)と20世紀の終りまでに追加された20の人工元素(#112、コペルニシウムは表に見えない)を表に配置したものです。
The Short Course
1.多くの海水サプリメントには92種類のミネラルが存在すると宣伝されているが、これは不正確であり、かつ化学的な理解に乏しいことを表しています。どんな海水にも92種類のミネラルと微量ミネラルが存在するわけではない。そもそも、海水の中にある元素はミネラルとして分類されておらず、一般的な主張が事実を曇らせている。”栄養元素”が正しく好ましい表現である。栄養元素(一般的には”栄養ミネラル”または”ミネラル栄養”)とは一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の必須元素である。(ウィキペディア)
2.宇宙には92種類の天然元素が存在する(ビッグバンの時に創出された)。地球の地質学的な初期の歴史から(約40億年前)、ほとんどの天然元素は原子海洋に存在し、多くの生命を誕生させ、およそ30億年もの間、生命の進化を支えた。近年の先進的な生化学者のほとんどは、これらと同じ元素が人間の生理機能と健康に重要な役割を果たしている事に賛同している。
3.92種類の天然元素の内の6種類は不活性ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン)これらには栄養要素が無く絶対にミネラルではありません。
4.私達の身体に広く分布する元素は酸素、炭素、水素、窒素、さらに二つの高反応性の塩素とフッ素はミネラルではなく主要元素として分類する。
5.カリウム、ナトリウム、カルシウム、リン、マグネシウム、と硫黄は、1日に各200mg以上必要とするので、一般的に微量ミネラル、または主要ミネラルと呼ばれている。これらは栄養元素として分類する。
6.一番大きな分類は72種類の微量ミネラルが含まれる(微量元素の方が好ましい表現である):アルミニウム、ヒ素、ホウ素、カドミウム、クロム、コバルト、銅、ゲルマニウム、ヨウ素、鉄、マンガン、モリブデン・ニッケル、セレン、ケイ素、スズ、チタン、タングステン、バナジウム、亜鉛、など(全ては記載しない)。
7.現在は、地球が誕生した50億年前に作られた92種類の天然元素の内の90が検出されている。テクニチウム(43)とイリニウム(61)はずっと昔に除外されていて、天然元素としては含まれない。ただし、この二つの元素は星々には存在する。
何が残されているのか?
真実が残されています。一般的には92種類のミネラルと微量ミネラルが海水に含まれていると言われているが、そこから実験室での分析から検証できる実際上の元素周期表の元素の数と”ミネラル”として分類できる元素を見てみましょう。
1.92種類の天然元素からテクニチウムとイリニウム(除外している)を引き、90種類の天然元素が残される。
2.6種類の不活性ガスを引き、84種類の天然元素が海水に存在することになる。
3.4種類の非ミネラル主要元素を引き(しかし塩素とフッ素は塩化化合物とフッ化物として残す)80種類の微量ミネラルと微量元素として適格する天然元素が残される。
4.(選択的に)0.1ppb以下の水銀と鉛を引く。結果:78種類の微量ミネラルと微量元素(栄養元素とも呼ぶ)が純粋な海水に存在することを実験室での高い分析技術で検証できる。どの海水サプリメント販売会社も海水製品の中に80種類以上のミネラルと微量ミネラルを検出できていない。
栄養補助的な海水の定義
キントン研究室は海水プラズマを大西洋の特定のプランクトンの大増殖が起きている海域から採水する。プランクトンの大増殖は大気中の酸素の2/3を作り出すだけでなく、これらの複雑な有機分子を生成する巨大な生物学的生成機として機能している:ビタミン、カロテノイド、脂肪酸、ポリペプチド、有機酸、酵素RNAとDNA、多糖類、ヒアルロン酸、ポリフェノール、クロロフィル 自然抗生物質と抗菌類
キントンに雑菌が含まれていない理由
キントン研究室は外洋よりも汚染されてない大西洋のプランクトン大増殖海域から海水プラズマを採水する。この海域の巨大な自己浄化ゾーンは複雑な生物学的プロセスを利用し、天然および人工の両方の毒素を除去する巨大な生物学的工場である。プランクトンの大増殖は海の浄化だけでなく、私達の呼吸する半分以上の酸素も作り出している。オリジナル・キントン海水プラズマは、国際的に保護されているプランクトン大増殖海域の深さ30mから採水されている。高品質を保つ為に採水後、直ちに4℃に冷蔵され、マイクロ・フィルターで滅菌処理された後に有機体の生命力を保存するガラス容器に封入される。
結論
キントンは、生涯に渡る健康の為に誰もが汚染に触れるリスクを背負う事なく毎日消費できるものである。
Original Quinton North America